31の徒然日記

思ったことを綴っていきます

未成年はなぜお酒を飲んではいけないのか

日本では満20歳未満の飲酒は法令で禁じられている.

そんなことは言われなくても知っている.

そこで問いたいのは、何故未成年は飲酒してはいけないのか、ということである.

今述べたように法令で禁止されているから、という答えを述べる人がいるが、その主張はすごく正当性を帯びているようにも思える.

法律でダメなものはダメ、当然だ.

では法律で禁止されてなかったら、或いは法が適応されない空間(そんな空間は果たしてあるのか(意味深))でその人らはお酒を飲むのか.

国によっては高校生の年齢から飲酒が合法化されている.

お酒を飲んでいい基準が20歳であることの正当性が担保できない(18歳でも身体的には問題がないと言える)以上、法令遵守以外の一般的なインセンティブはないと言える.

そこでもう一度問いたい.

何故未成年はお酒を飲んではいけないのか.

勘違いしないで欲しいのは、法律を積極的に犯す先導をしようとしているのではない.

例えば、人を殺めることを法律で禁止されていなかったら僕たちは人を殺めるのか、という質問をしてみる.

皆なんて答えるだろう.

絶対に殺さない、と僕は答えるだろう.

もちろん理由付きで.

こういうことである.

何が言いたいかというと、自分らの届かない外的な枠組みを押し付けられている状況で、ただ何も考えずにその枠組みに従うのか自分なりの答えを用意し自分なりにその枠組みに向き合うのか、ということである.

前者は僕は嫌いだ.

だって会話にならないから.

なんでそう考える(する)の?

だってそういうもんだろ.

そこに理性はあっても知性がない.

本能的でもない(それは外部が与えたものだから).

別にあらゆる事象に自分なりの答えを用意しておけと言っている訳では無い.

僕だってただ社会的な規範に無意識に従っていただけだったと後々に自覚することがしょっちゅうある.

ただそれを自覚した時に自分なりに答えを出そうとするか否かが大切なような気がする.

談話室での入れ替わりコンでふと思った.